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ChatdollKitの起動手順|Unityで音声会話デモを動かす
自作モデルの組み込みに進む前に、既存のDemo08で音声会話を試すための準備を整理。バージョン0.8向けの公式手順に沿って、依存関係の導入からUnity Editorでの実行までをたどります。
自作モデルの前に、Demo08で会話を試そう
「ChatdollKitで3Dキャラと話すには、何から始めるの?」
まずは、既存のデモシーンDemo/Demo08をUnity Editorで動かします。必要なパッケージを先に入れ、デモ内の3つのコンポーネントにOpenAI APIキーを設定するのが、公式READMEのQuick Startです。
ChatdollKitは、3Dモデルを音声で会話するチャットボットにするためのSDKです。Unityプロジェクトへ導入して使う開発キットなんです。ここでは、READMEに掲載されたバージョン0.8向けのデモ起動手順に範囲を絞ります。自作VRMを新しいシーンへ組み込む作業は扱いません。
UnityはSRPを避け、依存パッケージを先に入れる
Unityプロジェクトを用意するときは、SRP(Scriptable Render Pipeline)のテンプレートを使わない、というのがREADMEの注意点です。依存するUniVRMがSRPに対応していないため、と説明されています。
続いて、ChatdollKit本体より先に依存パッケージを導入します。READMEが挙げているのは、次の6項目です。
- Burst:Unityの
Window > Package Managerから導入。 - UniTask:READMEの動作確認版はVer.2.5.4。
- uLipSync:READMEの動作確認版はv3.1.0。
- UniVRM:v0.127.2を指定。
- ChatdollKit VRM Extension:ChatdollKitのReleasesで配布。
- JSON.NET:プロジェクトに未導入の場合に追加。
JSON.NETがない場合は、Package Managerの[+] > Add package from git URL...から、com.unity.nuget.newtonsoft-jsonを指定して追加します。すでに入っているプロジェクトでは、この追加は不要です。
依存関係を入れ終わったら、公式Releasesから最新のChatdollKit.unitypackageをダウンロードし、同じUnityプロジェクトへインポートします。
APIキーはAIAvatarVRMの3か所に設定する
本体まで取り込んだら、モデルを新しく配置するのではなく、既存のデモシーンを開きます。READMEの操作順は次のとおりです。
Demo/Demo08シーンを開く。- シーン内の
AIAvatarVRMオブジェクトを選ぶ。 - Inspectorで、
ChatGPTService、OpenSpeechSynthesizer、OpenAISpeechListenerの3コンポーネントにOpenAI APIキーを設定する。
会話用のコンポーネントだけでなく、音声側にもキーを設定する手順なんです。設定先の名前は、上記のREADME表記に合わせています。
開発元はClaudeやGeminiなどへの対応も案内しています。ただし、このQuick StartはOpenAI APIキーを使う構成です。APIの料金や無料利用枠は、この手順には記載されていません。
Editorで実行したら、こんにちはと話しかける
設定が済んだらUnity Editorで実行し、マイクに向かってこんにちはと話しかけます。READMEは、この言葉か、4文字以上の言葉で会話を始めるよう案内しています。
ここまでの実行先はUnity Editorです。WebGL向けのビルドや、スマートフォン向けアプリの書き出しは含みません。
自作モデルで新しいシーンを組む場合は、別途、3Dモデルや必要なシェーダー、アニメーションクリップを準備します。READMEでも、既存デモの起動と新規プロジェクトの設定は別の項目になっています。
編集部としては、まずデモで会話の設定を試し、その後で自作モデルに進むほうが、作業の区切りをつけやすい気がします。
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