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AITuberKit新機能、画面融合ライティングとAIサービス2種を追加

ゲームや動画に合わせてVRMの照明を変える機能は、OFFにするとどうなるのでしょうか。背景設定やキャプチャの扱い、OrcaRouter・API Routeの追加など、v2.79.0の変更点を公式リリースノートから読み解きます。

AITuber Now! 編集部

ゲームや動画の光をVRMに反映できます

AITuberKitの新バージョンで、配信画面やAIの設定はどう変わるの?

v2.79.0では、VRMの照明を画面に連動させる機能と、AIサービス2種が加わりました。検索や音声、設定バックアップの不具合も修正されています。開発元が2026年10月5日(日本時間)に公開した更新です。

見た目に関わる追加が、VRM向けの「画面融合ライティング」です。開発元は、選んだウィンドウ、ゲーム、動画をページの背景に合成し、その色・明るさ・光の方向をリアルタイムでVRMの照明に反映すると説明しています。

有効化と反映強度の調整は、キャラクター設定から行います。強度の範囲は0.0〜2.0。環境変数 NEXT_PUBLIC_SCREEN_LIGHTING_STRENGTH で初期値も設定できます。範囲外の値を指定した場合は、この範囲内に収める処理が入っています。

Live2DとPNGTuberの動作は、この機能では変わりません。今回の照明連動はVRM向けなんです。

出典: v2.79.0 ↗

OFFにしても、背景設定は書き換わりません

照明を変えるなら、元の表示へ戻せるかも気になりますよね。画面の共有を止めるか、機能をOFFにすると、照明は元に戻ります。

既存の「動画を背景として使用」などの背景設定は書き換えません。画面融合を使っている間だけ表示を上書きする方式です。OFFにした後も、保存済みの設定は残ります。

ゲーム実況の画面キャプチャを使っている場合は、照明機能をOFFにしてもキャプチャを閉じません。照明の切り替えと、実況用キャプチャの終了を分けて扱う仕様です。

出典: v2.79.0 ↗

AI接続先にOrcaRouterとAPI Routeが加わります

AIサービスにはOrcaRouterとAPI Routeが追加されました。どちらも設定画面とQuick Startから、APIキー、モデル名またはモデル識別子、マルチモーダル設定を登録できます。

2つともOpenAI互換プロバイダーとして扱います。リリースノートで案内されている通信先や対応機能は、次のとおりです。

  • OrcaRouter:Chat Completions API(/v1/chat/completions)で通信します。環境変数は ORCAROUTER_API_KEY に対応します。
  • API Route:https://global.api-route.com/v1 と通信します。PDFからのスライド変換でも選べて、モデルには設定画面で入力したものを使います。

API Routeには、サーバー専用の環境変数 APIROUTE_API_KEY もあります。スライド変換でAPIキーが未入力のときに使われ、その場合は既存のアクセス制御が適用されます。

出典: v2.79.0 ↗

Gemini検索と音声設定の不具合も直りました

Googleのモデル一覧には gemini-3.5-flash-lite が加わり、検索グラウンディングにも対応しました。一方で、Google(Gemini)では、この検索機能をONにしても検索されていなかった問題が修正されています。

開発元によると、検索を google_search ツールとして渡す方式に変更しました。これまで効いていなかったGemini 1.5用の動的検索しきい値は、サーバーへ送らなくなります。設定画面の表示は変わりません。画面に項目が残っていても、送信する設定からは外れたんです。

音声では、UIが中国語・英語・韓国語のとき、GSVI TTS(GPT-SoVITS)を選んでも、ページを開くたびGoogle TTSへ戻っていた問題を修正しました。GSVI TTSをそのまま使えるのは日本語、中国語(簡体字・繁体字)、英語、韓国語です。それ以外では、従来どおりGoogle TTSに切り替わります。

出典: v2.79.0 ↗

APIキーを除外するバックアップも修正されています

設定バックアップで機密情報を含めない選択をしても、OrcaRouterとAPI RouteのAPIキーがファイルに出ていた問題も修正されました。バックアップファイルに残る情報に関わる変更です。

開発元は、名前が Key で終わる保存項目を、機密情報を含めないバックアップに出力しないことを確かめるテストも追加しています。

編集部としては、見た目や接続先の追加だけでなく、OFFにした後に照明を戻す動作や、バックアップ時のキー除外まで扱っている点に、制作ツールとしての細やかさを感じます。

出典: v2.79.0 ↗

参照元

  1. v2.79.0 ↗

    2026-10-04取得の公式本文。

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